新潟大学 大学教育再生加速プログラム

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プログラムの概要

新潟大学が目指すAP事業の概要

 新潟大学では、学生の「課題探求能力」「協働性」「コミュニケーション能力」の育成強化を進めています。そのため、AP事業では、新潟大学の教育改革を確実に加速させるため、全学をあげて、初年次からの転換教育体制を構築していきます。この事業を通じて整備・強化される教育体制のなかで、学生自身がその主体性を存分に発揮し、予測が難しい今後の社会に耐えうる学修者となることをサポートしていきます。
 具体的な取り組みとして「学事暦の柔軟化による学修機会の確保と重点化」「学外学修プログラムの開発と授業科目化」の2つの教育改革を進めていきます。
1.学事暦の柔軟化による学修機会の確保と重点化
 本学では平成29年度4月より現行のセメスター制からクォーター制(各ターム8週間)に移行します。学生が入学し、卒業に至るまでに海外を含めた学外での学修を進められるように、能動的学修を集中的に実施できる期間を確保します。初年次における第2タームに学外学修プログラムやアクティブラーニングを取り入れた能動的な学修による授業科目を集中的に履修できる期間として設定することによって、学生の学修機会の確保と転換教育による入学後早期からの学修への動機づけの向上を図ります。
2.学外学修プログラムの開発と授業科目化
 上記1の「学事暦の柔軟化による学修機会の確保と重点化」の枠組みを活用し、これまでの新潟大学の教育資源を総動員し、「地域」「産業界」「海外」をフィールドとした学外学修プログラムを設計し、授業科目として教育課程に位置付けることを目指します。授業科目として学外学修プログラムを検討することを通じて、教職員の従来型の座学中心の教育からの「学生主体の学修」に意識を置いた教育の質的転換(アクティブ・ラーニング、PBL導入)への意識改革を進めます。
 以上の取り組みを通じて、平成31年度までに初年次学生の約3割が学外学修プログラムを履修することを目標とします。本事業を通じて開発される良質な学外学修プログラムが継続的に学生に提供される教育環境の実現のため、学長のリーダーシップのもとで全学の教育改革を推進します。

新潟大学 大学教育再生加速プログラム(AP)事業の概念図

新潟大学 大学教育再生加速プログラム(AP)事業の概念図
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大学教育再生加速プログラム(AP)とは?
大学教育再生加速プログラム」は、国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取組を実施する大学を支援することを目的としています。本学が採択された事業は、「テーマIV 長期学外学修プログラム(ギャップイヤー)」に該当するものです。
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