春は出会いと別れの季節です。テスト勉強に追われていたり、様々な企業のインターンシップに参加したりと色々あった学生広報チームメンバーです。
3月6日に新潟大学五十嵐キャンパス中央図書館1階のライブラリーホールで「高校生×大学生 新潟大学交流イベント『キャンパスを越えて広がる学び』」を開催しました。
このイベントは、新潟大学の特色の1つである、学部・学科を越えて地域・企業・海外などと連携して学びを深める
「学外学修」に焦点を当てたイベントです。さらに、なんと
このイベントは学生が企画して開催に至りました! 「なんで企画したの?」…その理由は、学外学修に取り組む人がまだあまり多くないためです。担当の先生や学生広報チームで原因を考えた結果、
大学入学後に知るのでは遅い!入学前から知っていないと受講してくれないのでは無いか?という結論に至りました。私たちは、学外学修科目の履修生を増やすために未来の大学生である高校生にアプローチし、
「学外学修があるから新潟大学に入学しました」と言われるようになりたいのです。そして
高校生が自分の将来について考えるきっかけになるといいな、そんな野心を胸にイベントを企画しました。
迎えた当日、
約50人の高校生がイベントに参加してくれました。特に学外学修科目ごとに設置したブースでの大学生との交流タイムでは、高校生が大学生とのおしゃべりを積極的に楽しむ様子が見て取れました。それぞれが興味のある学外学修科目や学問分野から、普段の学校生活まで、多くのことを話していました。個人的に一番の衝撃は素数について語り合っている大学生と高校生がいたことですね。やはり類は友を呼ぶのでしょうか。自分は企画・運営側だったので、高校生とは直接話すことはそこまでできませんでしたが、
高校生だけでなく、協力いただいた大学生の楽しそうな顔を見ることができて良かったです(本当は自分ももっと高校生と話したかったですが...)。
イベントから1日たって、イベントに参加した方から回答いただいたアンケートを見て、参加者の
「来て良かった」「大学生との交流は楽しかった」「これからもこのようなイベントを開いて欲しい」というコメントが本当に嬉しく、このイベントを企画・実施して良かったと思っています。
しかし、実のところこのイベントは、自分たちのできること以上のことをしようとしたり、時間管理がきちんとできていなかったりと失敗の連続で断念しかけていました...。そんな中、教職員の皆様の多大な力を借りて無事実施することができました。本当にありがとうございました。
最後に、「高校生×大学生 新潟大学交流イベント『キャンパスを越えて広がる学び』」に参加してくださった皆さん、本イベントを経て何か得られたものはあったでしょうか?少しでも何かを考えるきっかけになっていると幸いです。
自分がこれからどうなっていきたいのかを考えながら高校生も大学生も残りの学生生活を過ごしていけるように頑張りましょう。本当にありがとうございました。
文:学外学修学生広報チーム