2018年9月5日(水)に、「学校フィールドワークB」で中間学修を行いました。
学校フィールドワークBは、前半・後半に分けて10日間の学外学修を行います。前半5日間に各小・中学校で学外学修を行った後、中間学修としてこれまでの学修の振り返りと今後の学修計画の立案を行います。後半5日間では、学生自らが考えた学修計画を学校に提案し、活動していきます。
9月5日(水)の中間学修では、東新潟中学校、鳥屋野中学校、内野中学校、内野小学校、笹口小学校で学外学修を経験した学生たちが、前半の活動の振り返りと後半に実施したい活動をグループで発表しました。学生たちは各自で活動の振り返りをした後、各グループで後半に実施したい活動を話し合いました。あるグループでは、後半に取り組みたい活動が決まらず悩んでいると、教育コーチが学生と一緒に活動を振り返り、整理しながら、取り組みたい活動をまとめていました。
グループ発表では、前半の活動内容の紹介と後半の活動で実施したい活動を発表しました。学生たちは各学校での活動内容を紹介するとともに、「体育祭に使う玉入れの道具を近所の小学校に借りに行った」、「夏休みの宿題の提出物の確認を手伝ったが、休み明けの先生の仕事の多さと大変さを体感した」など様々なエピソードも語られました。
また、学生たちは活動をとおして見つけた課題として、「学習支援をする時の生徒への教え方」や「児童・生徒とのコミュニケーションのとりかた」をあげ、校種が異なっても課題が共通していることに気づく場面もありました。
活動後半で実施したい活動内容としては、「生徒とコミュニケーションをとる機会を増やすために朝のあいさつ活動をする」、「様々な授業を見学させてもらう」、「用務員の方の業務や保健室の業務など学校を支える活動をもっとやりたい」など、前半の活動の反省をふまえた積極的な活動が発表されました。発表を聴いていた学生からは、「生徒の名前を覚えると話しかけてもらえる」など具体的なアドバイスをしたり、「学年によって児童の様子はどのように違っていたか」など互いに質問したりする姿がありました。
発表の最後には、指導教員より、「みなさんが各学校で頑張って活動していることがよく伝わった。グループ発表を聴いて参考にできるところは参考にして学修計画を作成し、後半の活動に臨みましょう」とコメントをいただきました。
学生たちは、グループでまとめた学修計画を学外学修先の学校の先生方に提案し、後半5日間の活動に臨みます。
【関連リンク】
授業科目「学校フィールドワークA」「学校フィールドワークB」が開講されました